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米国家気象局(NWS)のアイオワ州デモイン支局の27日の気象報告によると、同州では、豪雨による鉄砲水が発生している。

週末の雨量は、同州のジャスパー郡、マーシャル郡では、6~8インチ(150~200ミリメートル)、同州中部のその他の地域では、2~4インチ(50~100ミリメートル)となった。

今後の予報は、27日~29日には、広範な地域で、追加の1~3インチ(25~75ミリメートル)の降雨。
30日~6月2日にかけても、追加の1~2インチ(25~50ミリメートル)の降雨。

これにより、河川の急激な増水、住宅地の洪水、道路の冠水、人的・物的な被害が警告されている。
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【2013/05/28 13:58】 | ニュース
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 アイオワ州の市場アナリストの一人は、ツイッターで、「週末は、豪雨で低温だったが、アイオワ北東部では、(27日)夕方になって、ようやく太陽が姿を見せた。ただ、予報では、今週は毎日雨が予報されている」とし、「週末のアイオワ中部、北東部では、豪雨による冠水や洪水が多数発生した。コーンの作付けが終わったと思っていた農家は、再作付けが必要になる」と述べている。

【2013/05/28 13:57】 | ニュース
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s20130430US.jpg
本社調査グループの清水です。
この画像は、最新の米国家気象局(NWS)の警報・注意報の気象図。
前年の干ばつからは一転して、米国の中西部のミシシッピ川流域各地では、緑色の「洪水警報・注意報
(Flood Warning/Flood Advisory)」の地域が広がっていることが示されています。

こうした産地の多雨パターンを受けて、29日の引け後に米農務省(USDA)が発表した、4月28日までの週の週間作物進度報告は、今年の作付けが5%、前週4%で、前週からほとんど作付けの進展がありませんでした。前年の49%、平年31%からは大幅な遅れとなっています。
作付けの遅れを反映して、発芽は2%で、前年14%、平年6%からは大幅な遅れとなっています。

ただ、コーンの作付けが大幅に遅れると、農家は大豆に作付けを転換する可能性があり、この状況が長期化しますと、大豆には弱気の要因となります。

【2013/05/01 12:40】 | コメント
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